題材
今回も『DUO3.0』から暗記する価値がある例文を解説します。ただ単に暗記するのは勿体ない名文なので、暗記のついでに学べる文法などを紹介します。
【例文9】
“I’m soaked with sweat.” “Stand back! You stink. Take a shower.”
「汗でびしょぬれだよ。」
「来ないで!臭いわ。シャワーを浴びて。」
soaked
意味
soak /soʊk ソウク/ は「浸す、つける」という意味の動詞です。
soak a shirt in warm water
シャツを湯につける
(『ジーニアス英和辞典第6版』soak)
受け身でbe soakedとすることで「びしょ濡れ」という意味になります。
We were caught in a shower and soaked to the skin.
私たちはにわか雨にあってずぶぬれになった。
(『ジーニアス英和辞典第6版』soaked)
服を着たまま雨などでびしょ濡れになる場合、to the skinをよく添えます。
oaの発音
soakの発音は /soʊk ソウク/です。oaの部分を/oʊ オウ/と発音するのがポイントで、×/oː オー/と伸ばさないでください。/oʊ オウ/は「オ」と「ウ」の2つの音を使って発音してください。
そもそも、oの文字の名前は/oʊ オウ/です。カタカナではよく「オー」と書かれますが、×/oː オー/とは伸ばさないでください。oは「オー」じゃなくて「オウ」です。
oaという2文字は、基本方針はoの文字の名前と同じ発音で/oʊ オウ/と発音します。
boat /boʊt ボウトゥ/←「×ボート」と伸ばさない。
coach /koʊtʃ コウチ/←「×コーチ」と伸ばさない。
coat /koʊt/ コウトゥ/←「×コート」と伸ばさない。
road /roʊd ロウドゥ/←「×ロード」と伸ばさない。
(『ジーニアス英和辞典第6版』重要語Aランク(中学学習語)のうちoaを含むもの)
oaは通常は/oʊ オウ/と読みますが、下記2つは例外として有名ですので暗記しましょう。
broad /brɑːd ブラードゥ/←「×ブロウド」と音を変えない。
abroad /əˈbrɑːd アブラードゥ/←「×アブロウド」と音を変えない。
-edの発音
-edの発音の基本方針は次のとおり。復習しましょう。
【-edの発音まとめ】
①t,d が先行→/-ɪd イドゥ/
(例) batted/ˈbætɪd バッティドゥ/
②t以外の無声子音が先行→/t トゥ/
(例) picked /pɪkt ピックトゥ/
③有声子音か母音が先行→/d ドゥ/
(例) rigged /rɪgd リグドゥ/
(参考『Cambridge English Pronouncing Dictionary. 18th ed.』-ed)
今回は以上です。